師範大学の大学院に通う男性が個人所有する写真を高雄女子高中に貸し出したところ紛失された件で、男性は11月19日(木)、学校側が27日(金)までに写真を見つけられなければ、賠償を求める訴訟を起こす意思を表明した。
男性は昨年7月、個人所有する日本統治時代の写真33点を同校に貸し出し、学校側はスキャンが完了次第返却するとしていた。ところが同10月になっても返却されないため男性が問い合わせたところ、校長の秘書が「写真をどこに置いたか忘れた」と返答。1年以上を経て今月12日(木)、学校側は紛失を認めた。
男性によると、学校側は当初、写真の代金を支払うことで示談とする方針を求めてきたが、男性は写真は「貸したもの」であり、寄付でも売却でもないと強調した。学校側は15日(日)、男性に対し正式に謝罪するとともに、警察に遺失届を提出している。
(11月19日)