林佳龍・交通部長は7月21日(火)、新型コロナウイルスの影響を受け生活が困窮する国民への給付金支援策について、7月末にも新たに援助策「紓困3.0」を実施することを明らかにした。
新型ウイルスの感染拡大に関し、林部長は「感染状況のコントロールは政府ありき。扉を閉じることが重要」と述べ、交通部では各企業が職員を雇用したままでいることに目を向け、同支援策によって給与補助を行うとした。困窮者支援対策が6月末で打ち切られた後、未だ困窮状態にある人々を救済すべく新たな方案を今週にも行政院で審議する。審議が通れば立法院へ直ちに提出し、7月末までにはスタートする見込みで、期間は7月から9月までの3カ月となる。
また長庚醫院では21日(火)、今回のウイルス防疫対策は医療従事者の功労なしには語れないとして、スタッフの昇給及び各人2万元の慰労金を給付することを発表。平均昇給額は4.37%で、同院ではおよそ6.39億元の支出となる。
(7月22日)