WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長が台湾から個人的な攻撃を受けていると発言した件で、4月14日(火)付のアメリカ誌「NYタイムス」に、台湾の有志による反論内容の全面広告が掲載された。
これはユーチューバーの阿滴やデザイナーのアーロン・ニエ(聶永真)、社会運動家の林祖儀らが発起人となり、ネット上で掲載費用のクラウドファンディングを募ったもの。募集からわずか1日で2万6980人が賛同署名を寄せ、目標の400万元に対し1900万元超が集まった。
広告の上部には「WHO can help?」、下半分に「Taiwan」と書かれ、「WHO」をWHOのロゴと同じ青色で表示。さらに「孤立する時、私たちは連帯を選択する」として台湾が世界各国に対し行ってきたマスク支援などについて記述するとともに、WHOが長年に渡り台湾を排除してきた事実についても言及している。
(4月15日)