3月8日(日)、アメリカから台湾へ入境した香港人女性が、規定の検疫対策に従わず、一般のタクシーで空港から帰宅していたことがわかった。
女性は台南市在住で、今回はアメリカから香港を経由。台湾では中国や香港など指定地域から入境した者が帰宅する際「感染予防車両」の利用を義務付けている。しかしながら女性は長栄客運のバスに乗車しようとし、運転士に乗車を拒否されると口論に発展。運転士が空港警察に通報し、疾病管理署職員も説得に当たったが、女性は専用車両費用の持ち合わせがないとしてこれを拒否。7時間に渡り空港内に滞在した後、監視の隙をついて一般のタクシーで空港を離れた。
また彰化縣に住む女性が2月24日(月)に香港から戻った後、14日間の在宅健康管理規定を破り3月2日(月)、友人宅で発見され10万元の罰金を科されている。
(3月10日)