高雄市にある犬猫飼育センターが11月19日(火)、紙製のダンボール箱で犬を発送していたことがわかった。
台湾緊急動物救援ユニットが通報を受け市動物保護署とともに同センターを訪れたところ、スタッフは「通常はペット用輸送ケージを使用しているが、この時すべて使用中だった」と説明。購入者に確認のうえ紙製ダンボールで発送したと話した。子犬は息があったが弱っており、怯えた表情を浮かべていたという。
同飼育センターはこれまでにも同様の手段で犬猫を発送。今回は動物保護法に則り警告と指導に留め、今後同様の違反があった場合、罰金を科すとしている。
(11月19日)