日本統治時代の台湾で抗日闘争「霧社事件」の犠牲者を追悼する式典を前に、闘争を率いたセデック族の頭領モーナ・ルダオの墓を修復する作業が行われることになった。
墓は南投縣仁愛郷の霧社事件紀念公園内に設置されており、10月27日(日)の式典を前に、犠牲者遺族代表の男性が「モーナ・ルダオが夢枕に立ち『冷たく濡れて寒い』と言った」と訴えたため調べたところ、墓の一部が破損し水が染み込んでいたことがわかった。霧社事件は来年で90年目の節目を迎え、ルダオの遺骨が安置されてから40年になる。
(10月16日)