台北市の警察署に勤める警察官の男が、好意を持った女性の個人情報を手に入れたうえ公的文書を偽造し書類送検されていた件で、検察は男が始末書を提出し女性に50万元を支払ったことで起訴猶予処分とした。
男は昨年9月、インスタグラムにて女性の写真を発見、好意を持ち職権を乱用して女性の個人情報を取得した。一方女性は自身の個人情報が流出していることを知り通報。調査により男の犯行と判明したが、男は女性が交通違反を犯したため情報を検索したなどと虚偽の釈明をした。
女性は男の始末書に犯行動機や情報取得元などが記されておらず、反省の意思が確認できないとして再度の審議を求めている。
(11月28日)