現在拡張工事中の桃園空港にて8月21日(火)16時40分頃、滑走路内の工事に携わっていた作業員3人が生き埋めになり死亡するという事故があった。
当時は被害者を含む作業員5人が桃園空港で行われている南北駐機場の誘導滑走路連結及び移動工事に伴い、水道管と消防用主要ライン移設と接続作業を行っていた。現場は深さ約4m、長さ15m、幅5mに掘削された穴で、作業中に四方の壁面が崩壊し作業員の上に降りかかったという。
労働部職業安全衛生署の初動捜査では、現場で壁面土砂の崩落防止措置を採っていなかったことが判明。桃園機場公司は警察の事情聴取に対し、今回の工事が「台灣世曦公司」によって計画・監督され、作業員は「泛亞工程建設」傘下の「天江公司」に属していたことを明らかにした。また桃園市政府労働検査處によると「泛亞~」はこれまで14回に渡り労働検査が入り、6度処罰されている。
(8月23日)