台湾西部の金門島では、5月7日(月)朝から激しい降雨があり、17時までの累積降水量が139ミリを記録。最大1時間降水量は77ミリに達し、2004年に観測点を設置して以来の最高記録となったほか、また11時~20時の間に3177回の雷が発生した。
さらに西部の小島・烈嶼では累積雨量が206ミリに達した。金門気象ステーションの主任によると、激しい雨を伴う前線が金門島に接近、同日13時頃から雨の勢いが強まったという。さらに上昇気流により雷雨が発生、雷電の多発を引き起こした。落雷は445回、14%に達した。
金門島を中心に発生した雷電が書きこまれた気象図がFacebookページ「天記風険 WeatherRisk」に投稿され、これを見たネットユーザーらは「あり得ない」、「こんな画は見たことがない」、「雷神ソーの怒りだ」などと大いに盛り上がった。
(5月8日)