筆談の落とし穴 vol.126~「五花八門」=「多種多様な」~

 王「久しぶりに会った友達と話して、世の中には色んな職業があるんだなあって思いました。『世界上有五花八門的工作』っと書き書き」

山本「世界の上で5つの花と8つの門の仕事? なんのこっちゃ…急になぞなぞでも出してきたのか? 」

山本「わかったぞ。5種類の花を育てる仕事と8つの門を守る仕事…つまり庭師と門番が世界を支配する! 」
王「え、急にドヤ顔になったけど、もしかしてちゃんと伝わったのかな? これなら筆談した甲斐があったかも」

説明しよう!

 「五花八門(wu3hua1ba1men2)」は「種類が多く、多様であること」を意味する中国語の四字熟語である。元々は様々に変化する陣形を指す兵法用語に由来し、転じて「バラエティーに富む」ことのたとえとして使われるようになった。

 王くんが今回久しぶりに会った友人は、王くんの既成概念を覆すような仕事に就いていたのか、王くんは世の中には実に様々な職業があるものだと実感したようだ。しかし山本さんに伝えたところ「五花八門」を文字通り「5つの花」と「8つの門」の仕事に分解し、庭師と門番が世界を支配しているという壮大な説を打ち立ててしまった。比喩表現だとしても、一体どんな説だ。

 王くん、山本さんの自信満々などや顔を見て、てっきり自分の言いたいことが通じたと思い込んだようだが、実際にはまたしても2人の話はまったく噛み合っていないぞ!

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