遭難者救助で消防隊員が殉職 南投の渓流で、3人残され

 南投縣で8月31日(月)、増水した濁水渓上流でのカヤック転覆事故の救助活動中、消防のゴムボートが激流にのまれて転覆し、消防隊員の男性(50)が濁流に流され死亡した。

@自由時報

カヤックは30日(日)に5人が乗って転覆し、2人は自力で岸に上がったが3人が取り残され、翌31日(月)に救助活動を実施。モーター付き救助艇に乗っていた消防隊員2人が水流の急変で川に投げ出され、うち1人が流された。救助後、病院へ搬送されたが、死亡が確認された。

男性は山岳救助の経験が豊富で、2019年に話題となった登山者の遭難事故の捜索にも参加。水上救助艇の資格も持ち、今回も最初の出動で漂流者1人の救助に成功していたが、2回目でボートが転覆したという。今年満50歳を迎え「50歳になったら退職したい」と話していたという。

救助された2人は病院で手当てを受けた後、亡くなった男性の自宅を訪れ感謝を述べると共に、遺族に対し謝罪した。
(9月2日)

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