脱出ゲーム店でスタッフが窒息 安全対策講じず、労働基準違反

台北市信義区にある「脱出ゲーム(密室逃脱)」店で5月10日(日)、スタッフの女性が窒息し意識を失う事故が発生した。女性は緊急搬送され心拍は回復したものの、集中治療室で経過観察が続いている。

@鏡周刊

 事故が起きたのは同日19時頃で、女性は病院を模したゲームの演出スタッフとして首吊り幽霊を演じプレイヤーを驚かせる役を担当。しかしロープが首に絡まり抜け出せなくなり、現場のスタッフとプレイヤーに発見されるまで、長時間酸素が供給されない状態に陥っていた。

 女性の兄は、妹から「店内の道具は専門な安全なものではなくスタッフの自作」といった話を聞いていたという。実際に引っ張ると切れる安全構造や締め付けない設計が施されておらず、また現場には監視カメラが設置されていなかった。市労働検査処は同店を調査し、安全措置やリスク評価、スタッフ教育訓練などの対策が取られていなかったことを確認、即時営業停止を命じた。

(5月13日)

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