ミャンマー詐欺拠点から55人帰国 背後に国際的人身売買グループも

ミャンマー・タイ国境に広がる詐欺拠点から5月8日未明台湾籍の男性51人、女性4人がチャーター便で帰国した。いずれも詐欺グループに関与、または人身売買の被害者とされる人々で、うち25人は指名手配中の犯罪者であり、入国直後に警察当局により逮捕された。
@自由時報
この詐欺拠点は、ミャンマー東部カレン州のミャワディ地区を中心に存在し、武装勢力の支配下にある「灰色地帯」に広がっている。詐欺グループは、仕事の求人募集を装って被害者らをタイ国内へ誘い出し、ミャンマーに連れ込んで詐欺行為を強要するという手口を取っていた。現地の施設内には中国人やインドネシア人、ベトナム人、インド人、スリランカ人、さらには日本人や欧米出身者まで、多数の外国人が詐欺作業に従事させられていたという。
台湾政府は外交部、警政署、刑事局などの関係機関を動員し、駐タイ代表処の協力のもと、2月以降何度かに分けて台湾人の身元確認と帰国支援を実施。これまでに203人の帰国を支援したが、今もなお235人の台湾人が各地の拠点に取り残されている。

(5月7日)

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