北京市東城区にある高級マンション「聚龍花園」7号棟地下空間にて6月26日(月)、非合法に設営された居住スペースの実地調査が行われた。
調査は所轄の東直門街道辦事処、消防、安全生産監督管理局が記者を帯同して実施。居住者数は100人以上にのぼると見られるが、視察当時は荷物を残し姿を消していた。
同区関連機関職員によると、以前の賃貸契約が満了した後に更新されないまま、借用者が住居に改造。借用者は1週間以内の撤去に同意した。
北京では物件価格の高騰から、地下で違法に暮らす〝地鼠族〟と呼ばれる人々が潜在、市政府は2015年に大規模な立ち退き作業を行っている。
(6月27日)