香港が中国に返還されて丸20年となる7月1日(土)を前に、香港大学が香港の若者にアンケート調査を展開。
「広義的には中国人」と自認する人が約3%だったことを明らかにした。
調査は18〜29歳の若年層120人を対象に実施。20年前より半年に一度と定期的に行っており、初回には約3割が自らを「中国人」と認めていたという。
今回の調査に参加した1997年生まれの10人はすべて「香港人」と名乗った。そのうち1人の女性は、かつては中国人と思っていたが、2014年の〝雨傘革命〟を機に違和感を感じ始め「中国人である」と言いたくないとの気持ちが芽生えたと話している。
(6月25日)