市場リサーチ会社「アウトボックス・カンパニー」の調査によると、ベトナム観光業にとって主要なターゲットである台湾と韓国の旅行者の満足度が、他のアジア諸国に比べ低いことがわかった。
@自由時報
2024年に台湾からベトナムを訪れた人は130万人、韓国は460万人となり、両国は同国観光業において主要な市場となっている。しかし同社レポートによると、観光客の満足度や推奨度を測る「純推薦値(NPS)」において、韓国人観光客のスコアは15.3、台湾人観光客はマイナス12.8となり、アジアの平均値 26を大きく下回った。特に台湾人観光客のスコアは、調査対象となったアジア諸国の中で最も低かった。
ベトナムでは両国観光客に向けたプロモーションを積極的に展開。しかし実際に訪れた人にとって、宿泊施設で中国語・韓国語が通じない、交通インフラの未整備など観光客に不便を強いる状況に期待と現実のギャップが満足度の低下を招いているという。
(3月9日)