2月の交通事故で重傷の姉妹 姉に続き9歳妹も昏睡から死亡

彰化縣で今年2月末、73歳の男が運転する自家用車にはねられ重体となっていた9歳の女児が10月29日(火)、亡くなったことがわかった。

事故があったのは彰化縣伸港郷で、今年2月22日18時頃、女児は11歳の姉と8歳の弟と共に帰宅途中で交差点を横断していたところ事故に遭った。弟は脚部の擦り傷程度と軽傷だったものの、姉妹は一時心肺停止状態となり、蘇生後も脊髄を損傷し意識不明の重体だった。男は酒を飲んでいなかったが、運転免許を取得したことがなかったという。
妹が最も重篤状態で、事故発生直後の昏睡レベルは3(正常は15)で死亡する確率が非常に高いとされたものの、事故から約1か月後には11まで回復し意識レベルも安定し、外部からの刺激に反応することもあった。
しかしその後姉が水頭症を発症し再び容体悪化、9月5日に197日間に渡る治療の甲斐なく死亡。残る妹も呼吸器によって生命を維持する重篤状態から回復できず、251日を経てこのたび亡くなった。

(10月30日)

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