こだわりの卒園アルバム 台湾流はコスプレ満載
台湾は9月が新学期スタートなので、6月~7月は卒業シーズン。我が家のチビ太もこの7月、幼稚園を無事卒園しました。 卒園といえば欠かせないのがアルバム。日本では生徒一人ひとりの個人写真に、運動会や発表会などイベント時に撮り貯めた写真をまとめ、後に思い出を振り返る時に開くものですが…台湾ではひと味違ってユニークというか、驚愕の代物です。 幼稚園からアルバム申し込みのお知らせが届いたのは、年明けすぐの1月。希望者は購入(撮影&制作)費用3600元(約1万6000円)を支払い、3月と5月に分けて撮影するとのこと。思い出だし、記念になると思い申し込みました。
台湾の卒業式・卒園式で生徒はアカデミックガウン(式服)を着用。3月はガウン&タッセル帽と、各自が選んだレンタル衣装の2スタイルを撮影。日本なら、衣装カタログから「ご家庭でお子さんと相談して選択」となりそうですが、こちらはなんと子ども本人が選択。まあ本人が好んで選んだのなら、黒歴史になってもいいかと諦めました(笑)。 5月は、個人写真とお友達とのグループ撮影。服装自由だったのでドレスやら普段着やらが混在。この「不揃い感」が、「台湾らしいゆるさ」を感じさせます。 そして7月、卒園直前にアルバム配布。期待してアルバムを開くとビックリ! アクリル製の重厚な表紙に王子様スタイルのチビ太のアップが印刷され、中身はほとんどコスプレで満載。まるでアイドルの写真集のよう! ガウンを着た集合写真やお友達とのショットは数枚だけで、園での活動の記録はナシ。まあ、これも台湾の貴重な思い出と受け止めることにしました(笑)。
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