NVIDIAファン氏の動向注目 「台湾はハイテク産業の中心」

6月4日~7日に行われた「台北国際電脳展Computex Taipei」に際し訪台していた半導体大手「NVIDIA(輝達)」のCEOジェンスン・ファン(黄仁勳)氏が立ち寄った各飲食店が注目を浴び、行列を成す人気店となっている。

ファン氏は台南生まれで、9歳でアメリカに移民。30歳の時に同社を共同設立、今年時点で同社はアップル社を超え時価総額が世界2位となり、氏も世界13位の富豪となった。

5月末に訪台してから松山区の「鄒記食舗」や「王記府城肉粽」などを利用。行く先々でメディアや一般市民の歓迎を受けた。

台湾大学での特別講演が生中継されるなど、展示会前後のファン氏の発言も注目された。氏は「AI世界地図」を示し台湾を「世界のハイテク産業の中心」と話し、台湾での研究開発センター建設や1000人規模の雇用計画にも言及した。

(6月12日)

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