台積電(TSMC)は2月24日(土)、熊本県に昨年末完成した工場の開所式を行った。開所式には日台メディア各社が詰めかけ、同日各紙の一面を飾った。
@自由時報
新工場は同社製造子会社のJASM(Japan Advanced Semiconductor Manufacturing)として建設。今年末までに稼働を開始し、スマホや自動車に使用される半導体を生産する予定。また同社が9日(金)発表した、同県内の第2工場建設計画について、日本の経済産業省は7320億円の支援を決定。同省九州経済局によると、2021年からの3年間で、九州における関連産業の設備投資計画は74件、投資総額は2兆5500億円に上る。
また同社では、求人募集について日本の大学新卒新入社員に対し地元企業よりも30~50%高い条件を提示。2月時点で今年の募集人数定員を超過しており、すでに来年の募集を開始しているという。なお同工場では1300人、第2工場を合わせると3400人の雇用を見込んでいる。
(2月28日)