1月13日(土)に行われた台湾総統選で、与党・民進党の頼清徳・副総統が総統に、蕭美琴・駐アメリカ代表が副総統に当選し、民進党の3期連続政権が確定した。
@聯合新聞網
頼・蕭氏の得票数は558万6019票で、得票率は40.05%。前回の蔡英文・現総統の得票率57.1%には届かなかった。なお国民党から出馬した侯友宜・現新北市長は33.5%を獲得、民衆党の柯文哲・前台北市長は26.5%だった。
また立法委員選でも同党の議席数が51となり、過半数超えには至らなかった。総議席数は113で、現在民進党は62議席を保有している。
この結果について政治評論家は、民進党がこの4年間で18%の票を失ったことは大きな警告と指摘。今後について、野党を統合できるかどうかが鍵になると述べた。
なお頼氏が2010年から7年に渡り市長を務めた台南でも、得票率は大幅に減少。
(1月16日)