疾病管理署は10月3日(火)、前週のデング熱による死亡数が5例だったことを公表した。いずれも台南市の在住者で、最年少は20歳代の女性で、持病があり、発症後わずか10日間で亡くなったという。
(圖/TVBS)
死亡したのは男性が3例、女性が2例で、20歳代〜80歳代。いずれも持病を患っており、発症してから5〜15日ほどで症状が悪化し、亡くなったことがわかった。衛生局などは亡くなった人の居住地や立ち寄り地点の消毒作業を行うと共に、予防指導を行なった。
疾病管理署の統計によると、9月26日〜10月2日の新規本土感染者数は2542例。台南市の在住者が2309例で、高雄市が145例など南部に集中しているが、台北市が3例、新北市は13例となっている。また今年の重症者数は68例で、いずれも台南、雲林、高雄、屏東に分布。累計死者数は20例となった。
なおデング熱ウイルスはⅠ型とⅡ型が検出されている。
(10月3日)