台北市中山区の寺院「行天宮」が、昨年、87歳の男性から数億元分の不動産を寄付されていた件で、男性の娘がこのたび、行天宮が男性の介護を請け負う条件で寄付されたのに対し、実際には対応がなされていないと主張している。
娘によると男性は9件の不動産を寄付することを娘には隠していたという。高齢による痴呆や聴力の低下が生じており、行天宮は寄付の手続きで男性宅を訪れた際、治療が必要な状態であるにも関わらず病院を受診していなかったため、受診を手伝うなどし、また手続きも同時に行ったとしている。さらに介護施設の手配も手伝うと約束したが、資産の譲渡後、行天宮からの来訪や連絡が途絶えたという。
(7月18日)