【トリビア~ン台湾】Vol.85 ゴミ収集

 

台湾のゴミ収集車は、オルゴール調の音楽を流しながらやってきますよね。あの曲は何なんでしょうか。区域によって違うんでしょうか?

 

 

「エリーゼのために」と「乙女の祈り」ですね。由来には諸説ありますが、外国の観光客にもすっかり有名になった台湾を代表する文化の一つです。

 

<解説>

 ベートーベンとポーランドの作曲家・バダジェフスカによる2つの名曲。「エリーゼ」は1960年代、ゴミ回収車の運行が決まった当時、衛生署長の娘さんがピアノでこの曲を練習していたことから決まったという説、「乙女の祈り」はドイツから車両を購入した際、すでにこの曲が搭載されていたという説があります。北部や南部など地域による別はないようです。もっとも、アメリカでは「乙女の祈り」はアイスクリーム販売車の曲なのだとか。混乱しそうですね(笑)。

回収時間を調べるにはアプリが便利(llee_wu@Flickr)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1.  台北の建國中学(建中)で行われた生徒の美術展にて、米同時多発テロ「911」を発想源とした作品が…
  2.  近頃、短期間に複数の生徒・教員が転落死する事案が相次ぎ、保護者や学生に不安が広がっている。…
  3.  花蓮近海で12月8日(月)夜、マグニチュード5.7の地震が発生し、観光名所として知られる東大門…
PAGE TOP