鼻腔内に〝親知らず〟 10年鼻水止まらず

台中市に住む60歳代の女性が、長期に渡り鼻水と鼻血が流出する症状に悩まされ外来を受診したところ、鼻腔内に「親知らず」が生えていたことがわかった。女性は手術を受け抜歯、術後の経過は良好だという。

女性によるとこの10年ほどひどい鼻づまりと鼻水、時には鼻血が流れ出る状況に悩まされ、夜もよく眠れず生活への支障が大きかった。しかし何度病院を訪れても診察では鼻炎と診断され、処方薬を服用しても症状が快復しなかったという。

今回医師は上唇の内側を切開する従来の術法ではなく、3Dナビゲーションシステムを採用し鼻腔から切開。摘出されたのは「埋伏智歯」の一種で、歯茎から鼻腔に突き抜ける形で生長。およそ2cmの大きさだった。

(12月6日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 桃園市北区の高校で11月7日(木)、規則を破り携帯電話を所持していた学生に対し、担任教師が暴力で制圧…
  2. 台北MRT板南線で11月8日(金)夜、運行中の車両内に刃物を持った女が乗客の男性に切りかかり、男性が…
  3. 今年第25号となる台風「ウサギ(天兎)」が11月12日(火)深夜太平洋上に発生し、22号「インシン(…
PAGE TOP