防疫ホテル、お役目果たし退陣 1室につき5000元を給付

 交通部観光局は10月3日(月)、海外からの入境者が隔離期間を滞在する「防疫ホテル」に対し、1室当たり5000元の補助金を給付することを発表した。入境者の隔離措置が撤廃されることによる防疫ホテルへの影響を軽減する目的。
 
 13日(木)以降は防疫ホテルとしての役割が不要となるものの、一般客の宿泊数はまだ見込めないとして宿泊業者は戦々恐々としている。対象となるのは、13日(木)からの隔離撤廃が公布された9月22日以前に、通常のホテル営業に復帰していない防疫ホテル。観光局によると約2万4000室が対象となる。申請期間は10月31日(月)まで。
 
 観光局はコロナ禍において、宿泊業者に対し防疫ホテルへの加入を奨励。今年6月15日から10月12日(水)までは、防疫ホテルにて隔離を行う場合1室当たり1000元を支給している。
 
 一方、空港と防疫ホテルなど入境者の輸送を担う防疫タクシーについて、交通部の運賃補助のほか、公路総局が地方政府に協力し給付する運賃補助は今年末まで継続される。
 
(10月3日)

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