桃園市に住む夫婦が、小学校を卒業し中学入学を控える女児が中学校から夏季休暇中の宿題提出を要求されているのは不当だとして訴えていた件で、台北高行政法院はこの度夫婦の訴えを退けることを決定した。
女児が進学を予定している中学校は、小学校の学習範囲内容の宿題を要求。夫妻はまだ女児の進学手続きを行っておらず、中学校の教科書も受け取っていない状況下で、学校が生徒と保護者の権利を奪っているとして市教育局に陳情を行った。
しかし教育局はこれを受理せず、夫妻は同校校長は教育基本法などに違反、教育局の対応も違法として行政訴訟に踏み切った。
(8月7日)