編集Hの帰国日記~Vol.3~事前の書類手続きはけっこう面倒

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第1回 第2回

出発まであと少し
山積みの作業を片付ける

日本到着時に必要となる手続きは、外務省と厚生労働省のウェブサイトを参照。噂で聞く「インストールすべき2つのアプリ」のうち、1つは入国者健康居所確認アプリ「My SOS」、もう1つが接触確認アプリ「COCOA」をインストールする。

後者は帰国前に使うことがないので、とりあえずインストールしておくのみ。前者は氏名や生年月日、パスポート番号など個人情報を登録したら質問票に回答し、フライト予約情報や日本での滞在先も入力する。さらにワクチン接種証明のデジタル版もアップロード。これはpdfだとなぜか失敗したので、jpgに書き換えてから再度トライした。

そして出発の前々日早朝、予め予約した病院でPCR検査を受ける。この時、前回記載した「厚労省指定フォーマット」を渡すと、+100元かかると言われた。まあいいけどさ。受け取りは翌日、夕方17時までに行くと、ここで引き換えに100元を徴収された。終始とても感じがよい。これをMySOSに登録して、作業完了!
ちなみにアプリはスマホのストアで検索するとフェイクやウイルスに接触しかねないので、必ずQRコードから落とすこと。

そして出発当日。昨年は、出国手続きに時間がかかるから3時間前の空港到着が必須、とあったのだが、現在はどうなのか事前に航空会社に電話で問い合わせておいた。すると「2時間前にならないとカウンター開かないよ」との回答。なので2時間前でよしということになった。

MRT車内でオンラインチェックインを済ませておいたので、空港では荷物を預けるだけ。ここで「厚労省所定フォーマットのPCR検査陰性証明」の登場。航空会社(今回はスターラックス)の地上スタッフによると、実は所定フォーマットでない証明書を持参した人も通れるのだが、ほかの形式だと日本側で確実に時間がかかるという。

手荷物検査と入国審査をすり抜け、ついに出国。

免税店を冷やかし、朝食を…と思ったら、免税店はほぼほぼ休業中。レストランも同様で、食事はカフェテリアのクロワッサンサンドイッチ一択だった。こんなことなら朝食を持参するべきだった…。

飛行機は時間通りに離陸。機内には防護服を着た人はおらず、わりとのんびりした雰囲気で映画を見ながら機内食を食べ、昼寝をしてあっというまに到着した。

 

●備考

アプリについて
bit.ly/34JioIR
VisitJapan
bit.ly/3i513NL

●日本での隔離措置

・ワクチンを3回以上接種済みの場合自宅待機不要、公共交通の利用可
・ワクチン2回接種の場合は3日間の自宅待機が必要、公共交通の利用不可
・ワクチンはBNTファイザー、モデルナ、AZのみ。※高端は対象外

●PCR検査について

・日本入国に際し提出する陰性証明書は、厚生労働省指定のフォーマットでなければならない
・所定のフォーマットをプリントアウトし、検査機関に持参のうえ記入してもらう(※+100元)
※医師の署名、検査機関の名称が必須
→ 所定のフォーマットを持たない人も入国可能、ただし確認作業に時間がかかる可能性大

※情報は3月30日時点でのものです

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