飲酒運転に関する罰則などを含む道路交通管理処罰条例の改正案施行を前に、交通部は28日(月)、再犯者の氏名と写真公開について、写真にはモザイク処理を行わないことを改めて発表した。新規則は3月31日(木)より施行される。
同条例は今年1月に立法院で可決。改正案では飲酒または酒酔い状態での運転、及びアルコール濃度検査拒否の再犯累計年数が5年から10年に引き上げられ、再犯者は氏名と写真、違反事実が公開される。なお「再犯」の定義については施行日からではなく、2019年3月26日まで遡るため、過去3年間に一度でも違反を犯した者は特に注意するよう促している。
交通部によると、罰金の支払いに同意せず収監された人3月18日までに1020人にのぼり、アルコール依存治療による起訴猶予処分は97件。また今年1月における交通事故件数は昨年同期比で減少しており、交通部は今季の飲酒運転防止対策は効果が見られたとし、来季は歩行者の歩行妨害や信号転換時の滑り込みなどを取り締まる。
(3月29日)