台湾政府はロシアとベラルーシによるウクライナ侵攻により、故郷を追われたウクライナ国民のための救援物資提供を決定。2月28日(月)夜、27tの医療物資を積載したチャイナエアライン機が、ドイツのフランクフルトへ向け出発した。
台湾外交部は同日夜、Facebook公式アカウントで、ロシアの開戦により30万人のウクライナ難民が国境へ逃れており、台湾は「Taiwan Can Help」の精神で医療物資の提供を決定したことを公表。これを受け称賛の声が多く寄せられた。
また3月2日(水)にはウクライナ難民支援のための特別口座を土地銀行に開設。翌3日(木)から1カ月間の期間限定で寄付を受け付けるとした。支援金はポーランド政府と指定の非政府組織を通じてウクライナ難民に届けられる。
また台南市鹽水区で開催中のランタンフェスティバルや、台北の商業施設「台北101」で2月27日(日)から、ウクライナの国旗の水色と黄色のライトアップを行い、同国へのエールを表明した。
(3月2日)