【ジャピュラン☆ガイド】第18回 巫雲(ウーユン)

 

 

お店のオススメを堪能

今日やってきたのは雲南料理店「巫雲」。なんともファンタジックというかシャーマニズムな響きだけど、わさわさと緑に囲まれたお店の外観も相まっていっそう秘密基地っぽい。誘ってくれた友人たちはもう着いてるって言ってたけどどこかな…あ、いたいた。入り口の裏側、奥まったテーブルで落ち着けそう。

さあて私はすごくお腹が減ってるよ。ここは何がおいしいのかな? …あれ、まだ何も頼んでないのに前菜が出てきた。なになに、突き出し的なものかと思ったら、ここでは1人300元でその日のオススメが出てくるシステムなんだって。食べられないものがあれば予約時に伝えておくと、対応してくれるらしい。なるほどね~まあ私は何でも食べるから大丈夫だけど、一緒に来たヴィーガンの友人はいくつか食べられないものがあるから、それは私が代わりに食べておくね!

ビールを飲むための料理

お~どんどん料理が出てくるぞ。「涼拌冬粉」に「皮蛋豆腐」、「五香豆干」、「雲南大薄片」、そして「椰汁咖哩鶏」! ビーフンを酸っぱ辛く和えた「涼拌冬粉」はベトナム料理みたい、と思ったけどよく考えたらベトナムと雲南省ってお隣さんだもんね。食文化もすごくよく似ていて当たり前だわ。それから「皮蛋豆腐」、豆腐も皮蛋も小さく刻んであって、見た目はお粥みたい。これをご飯に乗っけて食べると…うわ~ウマーイ! 干し豆腐の和えもの「五香豆干」と、豚肉の薄切りをこれまた酸っぱ辛いソースで和えた「雲南大薄片」も一緒に食べるとコクが増すね。辛さとしょっぱさと酸っぱさのコンビネーション、これは箸もご飯もビールも止まんなくなるやつだ。そして「椰汁咖哩鶏」、たっぷりのチキンカレーをご飯にかけてもいいし、チキンをつまみにビールをもう1杯いってもいいし。5人連れとはいえ、気づいたらテーブルの片隅はビールの缶でいっぱいに。こりゃあビールを飲むための店だな。

最後に揚げたパイにコンデンスミルクがかかったスイーツ「印度千層餅」が出てきて、おしまい。しかし19時前に入って閉店の22時までたっぷりいて、いよいよ帰れってなってデザートをいただいたよ。さらにまた小皿の漬物でビールを飲んで、今日はお開き。はーお腹いっぱい、よしここもお気に入りに認定!

 

 

info

住所 中正区羅斯福路三段244巷9弄7號

TEL 02-2369-3906

営業時間 17時~22時(月曜休み)

席数 約30席

予算 300元~

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