欧州の寿司バー感覚
スモーキーグレーの壁に「寿司」の暖簾がかかる「ニュース・スシ・バー」は、MRT「中山」駅R7出口から徒歩1分。ヨーロッパのバーかビストロのような佇まいのジャパニーズ・フュージョン・レストランだ。
オーナーのトニー・クォ氏は中国・青島出身。18歳からロンドンで暮らし、和食を中心に飲食やホテルの仕事をしてきたため、日本語も堪能。結婚を機に台北に移り、昨年同店をオープンした。
店名の「NYUSU」は「ニュース」の発音を当てたもので、インテリアには新聞をあしらってある。「店名やメニューを見て、これ何? と興味を持ってくれたら」とトニー氏。
中山で気分を変えて
「ニュース・サンドイッチ」(320元~)は、酢飯と海苔でネタを挟んだオリジナルメニュー。オススメはウニとアボカド、ワサビ醤油でどうぞ。前菜には「生ガキ」(200元)や「季節のサラダ」(380元)のほか「たこ焼き」(280元)などの変わり種も。そのほかメインはロンドン暮らしの長かったオーナーらしく「ラムチョップ」(680元)に「フィッシュアンドチップス」(480元)も用意。酒類はワイン(白180元、赤240元/杯)や「山田錦」(980元/300㍉)などの日本酒・焼酎類も揃えている。
今回は「アサヒ」か「キリン」の小瓶または「大根と桜エビの胡麻だれサラダ」(各通常180元)のいずれかをサービス。大根を彩るクリスピーな桜エビは、注文が入ってから揚げる。中華スパイス「花椒」がほのかに香って、お酒のつまみにもぴったりだ。
中山でショッピング後のランチや仕事帰りに、ロンドン仕込みのジャパニーズフュージョンで気分を変えてみよう。
住所 台北市中山区中山北路36巷30号
TEL 02-2521-2577
営業時間 12時~14時半、18時~23時(月曜休み)
席数 37席(ダイニング24席、バー13席)
予算 800元~