新鮮な鶏モツに舌鼓
今年6月、林森北路七條通にオープンした町家風の居酒屋「激屋 居酒屋」。本格的な関西風居酒屋メニューが味わえるとして、開店早々から評判になっている。
同店の店長は大阪に住んでいたことがあり、メニュー編成はすべて店長の手によるもの。看板メニュー「鶏モツ煮込み」(200元)は、鶏のキンカンに白子、レバー、ハツなどを山椒と甘辛タレで煮込んだ。台湾では稀少な鶏モツを、店長自ら探し出した養鶏場から仕入れている、渾身の力作だ。
また「丸ごと揚げにんにく」(150元)は、その名の通り皮付きニンニクを丸ごと素揚げした同店ナンバーワンの人気メニュー。ホクホクしたニンニクに、隠し味の塩昆布と粉チーズが絶妙だ。
関西の居酒屋定番メニューと言えば、噛めば噛むほど旨み溢れるさきいかと衣のサクサク感がヤミツキになる「さきいか天ぷら」(120元)や、豚キャベツ炒めを卵で包み、ソースとマヨネーズの香りが食欲を刺激する「豚平焼き」(200元)。これをあえて「サッポロビール」(120元/杯)でいただく。
充実の鹿児島芋焼酎
アルコールはそのほか、焼酎・サワー・ハイボール・日本酒など各種揃っているが、芋焼酎の種類が特に豊富だ。良質なサツマイモ「黄金千貫」を原料とした鹿児島の「赤兎馬」(160元/杯)と、やさしくスッキリした口当たりの「黒鉄幹」(150元/杯)。芋焼酎はほんのり甘い香りが印象的で、食事の味の邪魔をしない。
〆には、スモークの香りの「燻製チキンリゾット」(280元)を。鶏ガラで引いた出汁が効いたリゾットは洋風とも和風ともいえない味わいがある。
今回は「ジャピオンを見た」で事前予約すると「サワーorハイボール飲み放題」がサービスに。サワーは、白桃おろしや白ぶどうなど甘く飲みやすいフレーバーを用意。新たな1年の始まりに、気の合う仲間や同僚と「激屋」で乾杯しよう!
Info
住所 中山区林森北路119巷77號
TEL 02-2531-9210
営業時間 18時~翌2時(ラストオーダー1時半、月曜休み)
席数 66席、個室4(最大22人収容)
予算 800~1000元