台北駐日経済文化代表處は1月19日(火)、大使館職員や在留管理署など身分を詐称し、日本在住の中国人や台湾人から金銭を騙し取っていた詐欺グループを摘発、15人が逮捕されたことを明らかにした。被害者は100人以上、被害額は1億元にのぼる。
同處によると、昨年6月頃から日本を旅行で訪れた観光客や留学生から相次いで報告があり、警察に通報。警察は台中や屏東など3つの拠点を摘発、台湾籍の15人を詐欺罪で逮捕した。
詐欺グループは大使館や公安職員を名乗り、被害者らに資金洗浄犯罪に関わった容疑があるため口座を調べる、居住権に影響があるなどと称して情報を聞き出し、金銭を騙し取っていた。
(1月19日)