日本の宝塚歌劇団・元宙組トップスターの真風涼帆さんが6/16(日)、台北市内で行われたスペシャルトークライブショーに登壇。総勢200人のファンが詰めかけ、大盛況となった。
宝塚歌劇団は兵庫県宝塚市を本拠地とし、100年以上の歴史を持ち、日本の重要文化財に認定される。海外でも高い人気を誇り、過去に開催された台湾公演も好評を博した。
真風涼帆さんは音楽学校を卒業後の2006年、92期生として入団。宙組公演「NEVER SAY GOODBYE」で初舞台を務めた後星組に配属、15年に再び宙組に組替えされ、8代目トップスターとして活躍した。2023年6月「カジノ・ロワイヤル」の主役をもって退団、トップ在任期間は5年7カ月と、平成以降で3番目の長さとなった。
今回のスペシャルトークライブショーは、宝塚歌劇団で同期だった元・月組男役で、現在は台湾在住の中原由貴さんが台湾にて設立したイベント会社「月雲芸術文化有限公司」の主催。宝塚OGのメンバーを招いて台湾でイベントを開催することが中原さんの夢だったという。
チケットは発売当日に即ソールドアウトとファンの期待がうかがえる人気ぶり。また映画館「威秀影城」では、ライブビューイングチケット購入者1組2名に抽選でチケットを贈呈、こちらも応募多数となった。
イベントでは「カジノ・ロワイヤル」のテーマ曲を歌いスタート。
中原さんと歌劇団時代の思い出話、失敗談などに花を咲かせたほか、事前にファンから寄せられた質問に真風さん本人が答えるコーナー、また抽選会にハイタッチ会などファン心理をくすぐる盛りだくさんの内容。真風さんは笑い話もユーモラスに語り、会場は温かい笑いに包まれた。
イベントには台湾在住の日本人や台湾人のほか、日本からのファンも駆け付け大盛況に終わった。