高鐵の「静寂車両」制度 子連れ客にプレッシャー

台湾高鐵が9月22日から導入した「静寂車両(寧静車廂)」について、子連れで乗車しにくくなった、育児世帯へプレッシャーを与えるとの批判の声が上がっている。
@自由時報

同制度は、通話やイヤホン不使用の動画や音楽視聴、大声での会話を控えるよう呼びかけるもの。高鐵は、通話や音出し、大声での会話を控えてもらう啓発活動であり、子どもを対象にしたものではないと強調。

また車内で配られるスナック菓子「乖乖(グァイグァイ)」は「子どもを〝大人しくさせる〟という意味がある」として、差別的だとの指摘も。これについて高鐵は「あくまで子どもの気を紛らわせるための配慮」と説明している。
(10月14日)

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