台湾高等法院は7月23日(火)、新北市で昨年女性警察官に性差別的な暴言を吐いた男に対し、女性の名誉と権利を侵害する行為だとして10万元の賠償支払いを命じた。
男は昨年2月、タクシーの無賃乗車を試み、運転手が通報。新北市警察局樹林分局に勤務する女性警官が通報を受け現場に急行、男を現行犯で逮捕し分局へ身柄を移送中、男に「スカートを履いた奴はそこで黙っていろ」などと暴言を浴びせられたという。警官は男から侮辱を受けたとして公務執行妨害で送検、民事賠償を求めていた。
なお無賃乗車に関しては40日の懲役と4万元の罰金が確定している。
(7月24日)