新竹県竹北市の私立幼稚園に併設された保育施設で、10月8日(水)、1歳半の女児が園内の「生態池」に転落し死亡する事故が発生した。水深はわずか20~25cm程度だったが、監視の目を離れた数分の間に起きた悲劇に、園側は「深くお詫びする」と謝罪し、業務を自主的に停止した。
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事故があったのは、シュタイナー教育を理念とする幼稚園。同日午前11:00頃、3人の保育士が幼児10人を屋外活動に連れていた際、女児が1人で園庭の池へ近づき、縁からのぞき込んだところ誤って転落。池の周囲には高さ約50cmの木製フェンスが設置されていたが、一部に幅50~100cmの隙間があり、女児はそこから中へ入ったとみられる。別のクラスの保育士が池の中に倒れている女児を発見。消防局によると、救急隊が心肺蘇生を試み、病院へ搬送後に一時心拍が戻ったが、14:00過ぎに死亡が確認された。
(10月15日)