三峽の高齢ドライバー暴走事故 加害者死亡で動機解明困難に

新北市三峽区で5月19日に発生した多重衝突事故で3人が死亡、12人が負傷した件について、運転していた78歳男性が5月31日(土)午前7時半頃に死亡した。
@自由時報

重傷で入院中だったが、容体が急変し、救命措置の甲斐なく息を引き取った。遺体は司法解剖を経て家族に引き渡される。
事故は同日16時頃、男性が左折の際に分離帯に接触し、その後急加速。時速80km超で暴走し、自転車やバイクの利用者、下校中の学生らを次々とはねた。
現場の防犯カメラ映像などからは、男性が事故前に左折しようとした際、前方に停車したバイクにいら立っていた可能性も指摘されている。一部情報によると、男性は運転中にいら立ちやすい性格だったとの証言もある。
また事故直前には龍恩公園を徒歩で訪れ、再び車に戻るなど不可解な行動も確認されたが、加害者死亡で事故の原因や動機の特定は困難となった。

(5月31日)

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