宜蘭県の火鍋店で集団食中毒 調理師5人からノロウイルス

宜蘭縣羅東鎮にある大手外食チェーン「馬辣集団」傘下のしゃぶしゃぶ専門店で、3月15日(土)の試営業開始直後から利用客に嘔吐や下痢の症状が続出。疾病管理署は25日(火)、感染者82人のうち10人からノロウイルスを検出、うち5人は調理スタッフだったが、症状はないことを発表した。今年宜蘭県で発生した初の大規模食中毒事件となっている。
@自由時報
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また宜蘭市衛生局によると82人のうち44人が医療機関を受診したが、入院が必要な重篤者はいなかった。衛生局は同店に即時営業停止を命じ、営業再開の目途は立っていない。
また26日(水)には同じく宜蘭縣の老舗飲食店を利用した19人のうち11人が、下痢や発熱など体調不良を訴え医療機関を受診。衛生局が同日店舗の立ち入り検査を実施したところ、衛生管理面での不備があったことがわかった。利用客らは煮込み料理「滷味」などを食べたという。

(3月26日)

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