台湾の石油元売最大手の「台湾中油」は10月21日(日)、桃園の製油所にて品質検査を実施、オクタン価95のガソリンが基準値を下回る不合格品であったことを発表した。
この件を受け、同社はガソリンスタンド約60カ所を営業停止。また22日(月)、問題のガソリンを購入した人に全額を返金するとともに、同額分のガソリンを無料で給油するとした。この措置は当初今年末までとされていたが、消費者からの短すぎるとの声を受け来年6月末までとした。10月1日(月)~21日(日)の既刊、基隆、台北、新北、桃園、新竹、苗栗の関連店舗で給油をした消費者が対象。
同社の損失はガソリン1万2000㌔リットル、金額にして4億元。
(10月23日)