大学教員の労働組合「台灣高等教育産業工会」は11月21日(火)、私立大学・専門学校の非常勤教員の給与を見直すよう教育部前で陳情行動を実施。非常勤教員の6割が30年に渡り昇給していないのは「ギネスブック」に申請できる、恥ずべきことだと糾弾した。
同組合事務所の主任によると台湾はこの30年でGDPが228・7%成長。物価は51・1%上昇し、被雇用者の平均給与は81・05%アップ、大学の常勤教員の給与は39・45%引き上げられているにも関わらず、58の私立大学では非常勤教員の給与を調整しておらず、教育部の怠慢であると訴えた。
(11月21日)