Google台湾は12月11日(水)、今年の検索ワードランキングを発表。台湾での急上昇ワードは、3月から4月にかけHBOにて放送されたドラマのタイトル「私たちと悪の距離(我們與惡的距離)」が首位に輝いた。
次いで日本チームが1位、台湾は5位になった「WBSCプレミア12(世界12強棒球賽)」、6月からいまだ抗議デモなど民主化運動が続く「香港反送中」。また政治関連からは総統選への出馬を表明する高雄市長「韓國瑜」が昨年に続きランクインしている。
首位のドラマ「私たちと悪の距離」は台湾で初めて無差別殺傷事件をテーマに取り上げた作品。近年実際に起きた事件をベースに、メディア業界や関係者、またその家族、精神疾病など関連する問題に鋭く切り込み、視聴者に議論を呈するなど大きな社会現象を呼び起こした。
そのほかには17日間にも及んだ「エバー航空ストライキ」、台湾を含む世界を震撼させた「京アニ火災」、世界的大ヒットとなった映画「ジョーカー」などがランクイン。
(12月11日)