国民党は5月17日(水)、来年1月に行われる総統選に現新北市長の侯友宜氏を擁立することを発表した。
また民衆党も同日、党首の柯文哲・前台北市長を公認候補に指名。与党の民進党は頼清徳・副総統の出馬が決定している。鴻海精密工業の創業者、郭台銘氏も国民党の公認候補として出馬する意思を表明していたが、選ばれなかったものとみられる。
侯氏は擁立確定を受け「一致団結して再び政権を取り戻す」と決意を表明。同国民党の蔣萬安・台北市長は候氏について「まじめで、先見の明がある」として「全力でサポートする」と述べた。
世論調査結果によると、各党の支持率は民進党が31.1%、国民党が26.2%、民衆党が15.6%。
(5月17日)