2007年、タクシーの運転手を殺害した疑いで無期懲役刑に処され、9年に渡る獄中生活を送った男性について、最高法院はこの度殺害犯は別人だとして男性を無罪とし検察の上告を棄却、男性の無罪が確定した。
男性は2007年5月タクシーに乗車した際に運転手と衝突、運転手の頭部を拳銃で撃ち殺した容疑で逮捕された。しかし17年になって当時男性が短髪で、長髪の犯人とは似ても似つかないことを証明する写真が見つかり再審を請求。翌18年、高雄高等法院はこの写真に加え、当時検察側からの証拠も不足していたとして判決を覆し無罪を言い渡した。
(1月11日)