コロナ禍での観光業に大打撃 宿泊率低下も宿泊費は過去最高

新型コロナウイルスの感染拡大による観光業界への打撃が著しい状況下で、交通部によると昨年台湾全土における一般ホテル業の使用率は約32%で2009年以来の過去最低となったことがわかった。

統計によると昨2021年は32.47%、20年が38.45%、09年は38.48%。観光ホテルの入居率も同様に21年が33.33%、20年は38.83%、09年は65.55%となる。

一方、一般ホテル業の平均宿泊費はコロナ禍以前の19年と比較すると、21年は2375元で過去最高7%の伸び。宿泊費が最も高かったのは新北市の2637元で、2位が台中市の2436元、台北市は2423元で3位。

なお観光ホテルにおける昨年の平均宿泊費は16年の3830元が最高で、次いで昨年の3777元。観光ホテル宿泊費の最高は南投縣の1万3868元、次いで宜蘭縣の6495元、花蓮縣の6380元だった。

観光業の研究者によると、コロナ禍でツアーよりも個人旅行の需要が増え、宿泊費の高騰に繋がったと見ている。

(5月11日)

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