中央流行感染症指揮センターの陳時中・指揮官は5月25日(月)の定例会見で、警戒レベル3措置を6月14日(月)まで継続することを発表。また近頃警察官の間で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、マスク着用の非徹底や休業命令に従わないなど、いずれも警察が出動する案件が続出しているとして厳しく批判した。
各地ではスーパーやコンビニなどでマスクを着用せず入店しようとし、店員とトラブルになる案件が多発。また彰化縣員林市にあるマッサージ店では、休業対象の「八大業種」に含まれるにも関わらず隠れて営業を継続、24日(日)にスタッフの女性6人全員の感染が発覚。新竹市に住む男性の感染者が同店を訪れていたことから、警察では数日分の監視カメラ映像と帳簿から来店者を割り出す作業を行ったが、男性は直接店を訪れたのではなく、女性スタッフを伴ってホテルに行っていたことがわかった。新竹市政府は男性に対し、虚偽の証言を行ったとして30万元の罰金を科した。
(5月26日)