台中市で4月21日(水)、7歳の少年が柔道の練習中にコーチらに繰り返し投げられたことで重傷を負い、脳死状態となった。
両親によると、少年はつい2週間ほど前に柔道の習い事を開始。この日は夕食を済ませてから叔父に連れられ練習に参加していたが、上級生の男子に20回、コーチに7回に渡り背負い投げの技をかけられた。少年は身体ごと床に打ち付けられ、また何度も嘔吐したが、コーチは叔父に対し、今後は練習前に食べさせ過ぎないよう注意したのみだったという。
担当医師によると少年の身体には多数の青アザができ、脳の損傷も車両事故レベルで、命を取り留めたとしても意識の回復は見込めないという。
なお練習には少年の叔父が付き添い一部始終を撮影していたことから、一部ではコーチや上級生の行為を止めるべきだったと叔父を非難する声もあるが、母親は「よく面倒をみてくれた」と擁護している。
(4月27日)