警戒レベル、三度目の延長へ 飲食の店内利用禁止も継続

 中央流行感染症指揮センターは6月23日(水)、新型コロナウイルス感染拡大による警戒レベル3の期限を7月12日(月)まで延長することを発表した。新規感染者数はこの2週間で減少傾向にあるが、レベル緩和による再拡大を懸念したものという。

 警戒レベル3は5月15日より台北・新北市で実施し、19日には全国に拡大。当初は28日までとされたが25日時点で6月14日までに延長、さらに7日時点で28日(月)までとされ、今回は三度目の延長となった。映画館や図書館、フィットネスジムなどは閉鎖、飲食店はテイクアウトまたはデリバリーのみの提供継続が義務付けられる。

 同センターの陳時中・指揮官は同日の会見で、感染者の追跡を強化し感染連鎖を早期に防ぐと同時にワクチン接種の加速、スクリーニング検査地点の設置増加、重症事例の調査により死亡率を低下させるなどの対策に努めるよう呼びかけた。

(6月23日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 桃園市北区の高校で11月7日(木)、規則を破り携帯電話を所持していた学生に対し、担任教師が暴力で制圧…
  2. 台北MRT板南線で11月8日(金)夜、運行中の車両内に刃物を持った女が乗客の男性に切りかかり、男性が…
  3. 今年第25号となる台風「ウサギ(天兎)」が11月12日(火)深夜太平洋上に発生し、22号「インシン(…
PAGE TOP