労働局はこの度、今年11月までに国内101社の企業がスタッフの大量解雇を行い、解雇者数は過去最高の3970人に達したことを発表した。
労働局によると、今年大量解雇を行った101社のうち多くを占めたのは卸売・小売業の27社で解雇者数は1089人。次いで宿泊・飲食業が26社で576人、情報・通信業は18社で458人だった。
また解雇者数が最多だったのは「遠東航空」で、5月に528人を解雇。「文華東方酒店」は6月に207人を解雇している。なお労働局では解雇者数が10人を超える場合、60日以上前の報告と計画書の提出、労使交渉の実施を義務付けており、5社が処罰された。
(12月28日)